Batalha
巨大なバターリャ修道院(
Mosteiro da Batalha)。
14世紀末のスペインの侵略に対する戦争・「アルジュバロータの戦い」の戦勝記念として建造された、ポルトガル勝利のシンボル。
エンリケ航海王子も眠られていましたが、これだけ観光客に写真を撮られてたら
寝心地も悪いに違いない!
第一次世界大戦の戦没者も祭られていました。
第一次大戦慰霊碑は各地で見ることができるのですが、それだけポルトガルにとっては忘れられない悲劇だったということでしょう。
回廊と噴水。
未完の礼拝堂(
Capelas Imperfeitas)。
円形になっていて周りを王族の棺が取り囲んでいました。
「未完」だからこそ価値がある?完成していたら他の礼拝堂に埋もれていたでしょうね。
ちょっと離れたところから。
修道院の巨大さがわかります。
半径100mも離れれば、そこは
辺鄙な田園風景。
一休み
(′O`)~3
Alcobaça
アルコバサ(
Alcobaça)の顔(
というよりもむしろこれしかない?)のサンタ・マリア修道院(
Mosteiro de Santa Maria)。
バターリャやトマール(
Ribatejo)に比べればだいぶ小ぢんまりしています。
悲恋物語の
ペドロⅠ世と
侍女イネスの棺が、何故かちょっと距離を置いて並んでいます。
くっつけてあげてもいいのに・・・。
【2018年追記】
ポルトガルのペドロ王子は年長でカスティーリャ人の妻がいたものの、その侍女のイネスと恋に落ちてしまった。
ペドロとイネスが結ばれることでカスティーリャとの関係が悪化することを恐れた父王と重臣は、イネスを殺害してしまう。
これに激怒したペドロは国王に即位後、イネス殺害に関わった臣下を処刑し、改めてイネスを正式な王妃と認定した。
アルコバサの町並み。本当に静かな街でした。
街の高台に僅かに残る城跡から町を一望。
足場が悪く危険な上、深い草むらには何が潜んでいるかわからず危険でした。
それにしてもちっちゃい町です。
アルコア川(
Rio Alcôa)とバサ川(
Rio Baça)の合流地点。
"
Alcobaça"の名の由来はここにあり。
Nazaré
ナザレ(
Nazaré)の旧市街Pederneira地区のシンボル・旧市庁舎。
が、取り壊し&修復が進んでいました。
"下の町"・Praia地区を一日中のように眺めてはおしゃべりしているご老人たち。これがポルトガル特有の
Saudadeというものなんでしょうか?
"下の町"・Praia地区の中心(といってもちっちゃいのですが)・ソウザ・オリヴェイラ広場(
Praça Sousa Oliveira)。
夜は旅行者や若者で溢れかえり、なかなかの賑わいになります。
夕暮れの海岸。雲が晴れてきた頃で、雲間から夕日が射して綺麗でした。
いい具合にライトアップされたケーブルカー乗り場。
夜の町並み。まだ5月の下旬でリゾートモード全開ではありませんでした。
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